2009年8月アーカイブ

前回の更新からしばらくたってしまいました。皆さん覚えてるでしょうか・・?
モジヤマモジヲと申します。今日も一緒に初心者の方とLinux栽培のコツを勉強していきましょう。

さて、Webサーバーを構築といっても、インストールすら全然進みませんが、
今回もインストールすら到達しませんので悪しからず。土壌作りが何よりも大事。ゆっくり、のんびりといきましょう。

今回のお便りは、千葉県佐倉市のコンポコさんから来ています。
藤子F不二雄先生の名作、「エスパー魔美」の飼い犬の名前ですね!
エスパー魔美の話題にそれると軽くバッファオーバーフローを起こしそうなので、それはまたの機会にして、さっそくお便りを紹介します。

Q.モジヲさん初めまして、佐倉のコンポコです。Linux日記楽しく読ませてもらってます。
私はLinuxに興味があって、FedoraでもUbuntuでもいいからインストールして使ってみたいと思っていますが、特にサーバーとして使いたいとか、メインマシンとして使いたいとか、そういう強い興味ではなくて、単にどんなものか覗いてみたいのと、あとは仕事で突然Linux操作を命じられたときに慌てないように、ひととおりのコマンドくらい打ってみたいのです。
ところが余ってるマシンがありません。モックンさんのようにわざわざお金を出して新しいマシンを買いたくはないし、自宅のWindowsPCのパーティションを切ってデュアルブートしようかとも考えましたが、容量がいっぱいでそれも不可能です・・・。

こんな私に、何かよい方法はないでしょうか。わがままでしょうか?

A.いいえ、ちっともわがままではありませんよ、ポンポコさん。
実はポンポコさんのWindowsマシンで、インストールをしなくてもLinuxを使うことは可能なのです。
ポンポコさんはLiveCD(ライブ・シーディー)という言葉を聞いたことがありますか?
LiveCDとは、CDやDVD自体にOSを含んでいるため、インストールしなくてもそれだけでOSを起動させることが出来るメディアのことです。色々なOSのLiveCDがありますが、特にLinuxがポピュラーで、1CDLinuxとも呼ばれています。

では、LiveCDはどこから入手するのでしょうか?
FedoraやUbuntuの公式サイトからイメージを入手し、それをCDやDVDに焼く方法もありますが、
モジヲがお奨めするのは、「雑誌の付録を利用する」ことです。理由ですが
1.CD作成の面倒な手間がいらない(意外とイメージファイルのダウンロードに時間がかかったりするのです)
2. Fedora, Ubuntu, Knoppixなど様々なディストリビューションやアプリもセットになっていてお得
3.雑誌にLinuxについての解説が書いてあるので勉強にもなる

ということで早速、テレポーテーションで近くの書店に行ってみましょう(※)。
PC雑誌のコーナーに行けば、"Linux入門"の文字が躍るものが何冊も目に飛び込んでくると思います。"Ubuntu入門""Fedora入門"など特定のディストリビューションの特集もあるかもしれません。
それらには、たいてい付録にインストールCD(DVD)が付いていて、その殆どはLiveCDで起動OKになっています。

(※)ここで不況に優しい(?)オススメの方法を。
別に最新バージョンじゃなくてもいいよって人は、ぜひ中古書店に行ってみましょう。
大手の中古書店には意外とPC関連の入門書が揃っています。とても安く買うことができるかもしれませんよ・・・。

さあ、ではLiveCDを使って実際にLinuxを動かしてみましょう!
・・・といきたいところですが、長くなってしまったので今回はここまでとします。
後編に続きます。近日中には公開しますので、
ポンポコさん、LiveCDを手元に用意して次回の講座をお待ちください。


 

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